2016/11/15

漫画用にモデルを変形させる:シェイプキー


頑張ってモデリングしたけど、一部をちょっと変形させたのも欲しい!ってことたくさんありますよね。
変形させる方法はボーンを仕込む、シェイプキーをあてる、ラティスを使う・・・と色々ありますが、今回はシェイプキーでやってみました。

(ラティスは格子の中のものが格子の変形に合ってくれるモディファイア。ボーンも設定してしまえばとても使い勝手がいいのですが、モデルによっては破綻する場所があって、それを調整するのが結構めんどいです。(私的にw)

で、久々に動画を作ってみました。やってないと作り方忘れるから~、って、、、すでにすっかり忘れててググりなおしやw

へっぽこ動画なのでわかるかしらん。。。ぐっと踏み込んだ時の靴の変形と紐の揺れです。
シェイプキーの便利なところは、この動きのどこでも使えるとこ。踏み込みが少しで、紐は揺れない、、、とか、微調整ができるのが嬉しい♪(パターンをいくつか作って掛け合わせることもできます。思ってもみない変形になったりしておもしろいw)

この動画の靴はパーツ的には二つに分けてみました。靴本体と紐の蝶々結びの部分です。↓こんな感じ。

設定は逆三角形の印のとこの「シェイプキー」で行います。+を2回押すと「Basis」と「Key 1」というのができるので、「Key 1」のまま編集モードに入ります。

で、変形させます。変形させた頂点は選択したままオブジェクトモードに戻ります。

オブジェクトモードに戻ると変化がないようにみえるけど、、、

「値」というとこを「1.000」にすればこの通り♪ヤッタ~!

この「値」をスライドさせると微調整がききます。

値が1でも目玉を消して非表示にすれば元の状態になります。

この、微調整がきくとこが使い勝手がいいし、設定もモデリングの延長みたいな感じなのでやりやすい。
紐も同じようにシェイプキーをあてれば動画のようになります。もちろん一体化したモデルでも大丈夫だし、もっとパーツ分けされていてもそれぞれにシェイプキーをあてればOK。

変形させた状態で書き出してクリスタに持ってってみました。↓
便利ですね、シェイプキー♪
例えば、弓なんかいいんじゃないかな。あと、カーテンとか?硬いものは原点の設定位置で動かせますけど、柔らかいものや形が変わるものはそれでは対処しにくいし、ちょっと変えたものをいくつも作るくらいなら変形できるこのシェイプキーで♪

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